警報・状態信号の無線化

配線工事のコストと手間にうんざり…。

警報・状態信号の無線化で自由にスピード工事!

工場の生産設備やラインからは、警報や稼働状態を伝える接点信号が出力されています。この、設備管理者が工場内の状態を知るための大事な情報を、無線化してはいかがでしょう。1カ所の信号を1カ所に送る「1対1伝送」のほか、複数の場所から1カ所に送る「1対N伝送」や、通信しづらいところを中継する「中継伝送」も可能です。

FA無線導入のポイント

接点信号とは?

接点信号とは?接点信号とは、リレー接点やスイッチなどのメカニカルな信号出力、そしてオープンコレクタなどと呼ばれる電子的信号出力のことであり、ON/OFF(または1/0)の2値を示すことから、デジタル信号とも呼びます。

有線の接点信号…コストと手間がネック

信号状態を設備管理者に知らせる主な方法は、次のようなものです。

(1)その場でランプを点灯させ、管理者に気づいてもらう
(2)ケーブル配線によって見やすい位置に設置したランプを点灯させる
(3)シーケンサ(PLC)に信号をつなぎ込み、集中管理により管理者に知らせる

いずれにせよ、ラインの移設、追加、撤去の際には配線工事をまぬかれず、コストと時間がかかります。

無線化のメリット…自由度・迅速さ・安定性

無線は配線工事を必要としないため、配置の自由度と設置の迅速性で優位です。
配線コストだけでなく、工事の時間も削減でき、後の配置換えも楽にできます。
また、配線がないため断線による故障も発生せず、一度動き始めた無線システムは安定しています。

FA無線導入を実現する製品

無線による接点伝送を実現する機器として、「ARN-60510」「ARN-60530」などの機種があります。 また、使いやすさを追求した新無線伝送ユニット「UMIO-88」も鋭意開発中です。
ARN-60510
ARN-60510
ARN-60530
ARN-60530
無線信号伝送ユニット UMIO-88
無線信号伝送ユニット UMIO-88